ソユーズと国際宇宙ステーションのドッギング
日本人宇宙飛行士の野口聡一さんを乗せたロシアの宇宙船ソユーズが国際宇宙ステーションとのドッギングに成功した。
12月21日の日本時間午前6時52分の発射から49時間後の12月23日午前7時48分のことである。
私はニュースで、ソユーズの発射中継を見た。その映像とともに、その時の解説が頭にこびりついてしまい、あれこれと思いをめぐらし、いろいろと調べた。
その解説とは、発射後上昇し続け、9分後に地上から200㎞の高度に達する、というものであった。この意味がよく分からなかった。ロケットは相当のスピードであるから、200㎞に9分もかかるのかと思った。
調べると、ソユーズは第一段階として、高度200㎞で周回軌道に入り、その後3回の軌道の修正をして国際宇宙ステーションとの位置を合わせる計画であったみたい。その200㎞の高度に達するのが9分後で、その時のソユーズのスピードはそうとうなものであったろう。
知らなかったのですが、人工衛星などが地球を円周回するためのスピードというのは決まっていて、地上から200㎞の高度ではおよそ時速28,000㎞なのだそうです。ですから発射から9分後では、ソユーズのスピードは周回速度に近くなっていて、周回軌道に乗るのもあと少しというところだったのでは。
ところで、国際宇宙ステーションは地上からだいだい350㎞の高度にあるらしい。ですから、ソユーズは地上200㎞の高度から地球を回りだし、最終的には350㎞の高度にもっていく必要があったのです。
最終的なドッギングにいたるには数多くの条件をクリアしなければならないでしょう。そのためには、時間が必要で、今回の場合は49時間かかった。
ソユーズと国際宇宙ステーションの距離が150㎞に近づいたとき、ソユーズはドッキングのための自動操縦になったという。
とにかく、宇宙技術というものは、高度過ぎて、ただただ感心するばかり。
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