スパゲッティに係わる塩のこと
スパゲッティを茹でるとき、お湯に塩を入れる。
理由は分からないが、そうゆうものだと納得し、しかしあまり塩分を取るのも健康上問題だからということで、ちょこっとの塩ですませていた。
塩分の入っていないスパゲッティの麺を、お湯に塩を入れ茹でることによって旨みを出す。コレは至極当然といえば当然である。
しかし、NHK「ためしてガッテン」での話は違っていた。
塩で茹でることによりソースの絡みがよくなる。という話には、にわかに信じがたいものがあったが、その根拠となる理由付けに「浸透圧」なる化学用語が出てきた。
なるほど、料理も科学ですね、と言うよりも、今回は化学です。
浸透圧とは、半透膜を境にして濃度の異なる溶液があった場合、濃度の薄い溶液の溶媒が、濃い溶液のほうに流れ込むという現象が起こり、そのときの流れ込むときに生じる圧力のことをいう。
これをスパゲッティに当てはめると、このようになります。
塩茹でしたスパゲッティの麺の中に、塩分が入り込み、濃度が高い状態になっている。
それをソースの中に入れると、塩分濃度の低いソースの水分が塩分濃度の高い、麺の中に入ろうとする。まさに浸透圧発生のメカニズムです。
そして、結果的に麺とスープが絡むということになる。
すごい、理屈が通っている。
でも、浸透圧を発生させるためには、相当の塩分濃度のお湯で麺を茹でる必要があるのでは。
料理本なんかでは、水1リットルに対して、1パーセントにあたる塩10gを入れるように書いてあるらしいが、それで足りるのか。
今回の浸透圧の話は、化学好きの私にはちょっと楽しいが、どうみても現実味が無いように感じるのですが。
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